父親になるためにできること 〜新しいパパの教科書〜

Fathering

はじめに

2021年10月13日に妻の妊娠が発覚しました。

当時の心境については過去の記事で綴っています。(こっ恥ずかしいですが…笑)

妻の妊娠を知った日

出産前の事前準備として、「NPO法人ファザーリング・ジャパン」が出版している「新しいパパの教科書」を読んでみました。

良い本だったので、要点をまとめてみました。
参考にしてみてください。

想定対象読者

  • パートナーの妊娠が発覚した人
  • 新米パパ

こんな人に読んでほしい

まず前提として、私自身、パートナーが出産をするのは初めてです。

私の心境としては、正直、喜び半分、不安半分というのが本音です。

不安の理由というのは、小さい頃から自分の両親が夫婦喧嘩ばかりしていて、
「結婚」や「男女の関係」に対してあまりいい印象を持っていなかったので
我が子に同じ思いをさせてしまわないか不安に思っています。

妊娠、出産が初めての人は、何かしら不安があることでしょう。

当記事や本書を読んでいただいて少しでも不安の解決法が見つかれば思います。

また本書では、具体的な解決策や事例だけでなく、父親になるためのマインドも紹介されています。

本書の言葉を借りるとするならば、パパ・スイッチを入れるために読んでいただければと思います。

本書の要点について

私自身が大事だと思った内容について要点をまとめていきます。

マインドを変える

男性の育児には「パパ・スイッチ」が必要です。

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p17

悪阻や胎動、出産、授乳を経て母親になっていく女性に対して、
男性は意識しなければ父親にはなれません。

「私は父親だ」と意識して、能動的に行動をすることではじめて「父性」が目覚めるそうです。

出産、育児の準備や情報集めを妻に一任するのではなく、率先して行動をしていくことが大事だと感じました。

円満な家庭であるために

私がなによりも恐れているのが、出産後、夫婦の関係が悪化してしまうことです。

子供にもいい影響を与えないし、家族全員が不幸になると考えています。

これを解消するための内容について紹介をしていきます。

産後クライシス

とりわけ昨今は、出産後に夫婦関係が悪化し離婚の危機を迎えるケースが増えており、「産後クライシス」名付けられています。

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p39

まずは、今、私が最も恐れている「産後クライシス」についてです。

出産後、妻自身の心と身体の調子が崩れており、
今、私に向かっている興味や愛情の対象が我が子に100%向いてしまうのは致し方ないとは考えております。

でも、子育てが終わったあとは元の仲のいい夫婦に戻りたいと思っています。

夫が乳幼児期までの子育てにしっかり関わることで、次第に妻からの愛情は回復します。

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p39

もちろん、子供ためでもあるのですが
自分のためにも育児には積極的に参加したいと考えております。

父親の育児参加のあり方

パパは「ママのケア」を最優先に考えましょう

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p28

妻に対して気遣いをする、労う、感謝する。ということは
「育児に参加する」ということ以前に、夫婦関係を保つ方法として重要だと思います。

持論ですが、男女の性愛の賞味期限は3年だと思います。
子育てが加わり、余裕がなくなったパートナーを見ると「女性」として見れなくなってしまうかもしれません。
逆も然りです。私に対して性的な感情は抱かなくなるでしょう(既にそうかも…)

そうなったときでも、「相棒(バディ)」あるいは「パートナー」として、
気遣いを怠らないようにしたいと考えています。

具体的には下記のことを実践したいと考えています。

  • 妻の話をしっかり聞く、同調する
  • 常に妻の味方でいる
  • いつも妻を褒める
  • しっかりと休ませる

子育ての楽しみ方

ここまで、出産、育児の不安についてフォーカスを当てましたが、
不安ばかりに目を向けていては暗くなるだけです。

子供が産まれたあとの楽しみ方について、本書の内容をまとめました。

父子旅行

本書では、子供がパパに懐いてもらうために父子旅行を勧めています。
旅ってワクワクしますよね。

本書に記載されている父子旅行のメリットは下記のようなものです。

  • 子供がパパに懐いてくれる
  • パパの育児力が上がる
  • 妻が休むことができる

私自身も父親に対してあまりいい感情を抱いていませんでした。

父とはあまり話したこともないし、母親も父の悪口ばかり言っていたので
なんとなく「悪い人」という印象がありました。

成長した今でも、なんとなく「苦手な人」というのが根底にある気がします。

我が子との関係が同じようにならないように、
「苦手」と思われないように関係を深めていきたいです。

男二人の旅の中で、色々な思い出を作っていきたいと思います。

子供と遊ぶ

私は子供と遊ぶのがとても好きです。
子供の笑い声がしていると、気持ちが明るくなります。

なので、我が子と遊べるようになるのが今から楽しみです。

本書の中では、外遊び、室内遊びがいくつか紹介されています。
「散歩」について紹介します。

散歩

子供と一緒に散歩をすることを勧めています。

いつもと違う景色を見せてくれるパパは、子供にとってヒーローです

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p108

子供に教えたいこと、見せたいものがたくさんあります。
子供と一緒に自然の美しさや生き物の面白さを感じてみたいです。

子供がみている世界を知ると、パパにとってもいろいろな発見があるはずです。

NPO法人ファザーリング・ジャパン(2013)「新しいパパの教科書」株式会社学研マーケティング p108

大人になると、近くのことに注意を向けることが少なくなります。

子供の目線を知ることで、再度新たな発見をしていきたいと思います。

むすび

NPO法人ファザーリング・ジャパン」が出版している「新しいパパの教科書」に関する内容をまとめてみました。

記事の中では紹介しきれなかったこともたくさんあるので、
パートナーが妊娠されている方、新米パパは是非とも本書を手にとってみてください。

あるいは、自身の妊娠がわかった方がパートナーである男性に渡してもいいかもしれません。

実際の子育ては想像とは全く違うかもしれませんが、妻とともに健やかに育児ができればと思います。

出産まであと70日!

いいパパになれるように頑張るぞ!

以上

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