第3章「LANとWAN」~トークンリング~

ネットワークスペシャリスト

トークンリングの概要

データリンク層の規格の一つ、伝送速度が4Mbpsと16Mbpsがあるが、
イーサネットの伝送速度が、1Gbps、10Gbpsと高速になっているため、現在ではあまり利用されない。

トークンパッシング

送信するデータがない場合

  1. そのノードは次のノードに対して空のトークン(フリートークン)を送信する。

A→Cにデータを送信する場合

  1. 送信するデータが存在する場合は、送信データ + ビジートークンを送信する
  2. 送信元(A)に到達したら、フリートークンに戻す
  3. 次のノードにフリートークンを送信する

トークンリングの特徴

メリット

仕組み上、データ衝突(コリジョン)が発生しないので性能低下が発生しない。

デメリット

  • 各ノードにトークンの管理が必須なので、コストが高い
  • すべてのノードの稼働が必須となるので、端末を落とせない
  • トポロジがリング型固定となる

以上

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